営業で年収1,000万稼げる人って
どれくらいいるの?
もしあなたが20代で年収1,000万円を目指しているなら、
先ずはそれが、どれくらいの山なのかを知っておくことが重要です。
国税庁の調査によると、日本で年収1,000万円を超える人は全体のわずか5%。20人に1人しかいない超レアな存在です。
さらに20代に限れば、その割合はわずか0.2%程度。
これは、東大生の割合(日本の大学生の約1%)よりもはるかに少ないのです。
つまり、ほとんどの同世代は1,000万円どころか、700万円にも届いていません。
ですが、この数字を見て「無理そうだな…」と諦める必要はありません。
多くの社会人は「いつか収入を上げたい」と口では言いますが、本気で動いている人はごく一握り。
大半は「今の会社で出世できたらいいな」と思う程度で足を止めてしまっています。
逆に、勇気をもって一歩踏み出し、正しい戦略と行動を取れば、あなたがその0.2%の側に行くことは十分可能です。
この記事では、営業で年収1,000万円を目指すための3つのパターンと、あなたが取るべき具体的なステップを解説します。
営業で年収1,000万円を稼ぐ
3つのパターン
営業職で年収1,000万円を目指す道は、大きく次の3つに分かれます。
- 高給の会社に入る(新卒エリート or 転職)
- 成果主義の会社で圧倒的成果を生み出す
- 本業800万+副業200万稼ぐ
パターン① 高給の会社に入る
「年収1,000万円プレイヤー」と聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがこのパターン。
いわゆるエリートサラリーマン。
外資系企業や総合商社、給与水準が国内トップクラスのメーカーや証券会社が該当します。
- 総合商社(例:三菱商事、三井物産、伊藤忠商事)
- 外資企業(例:セールフォース、マイクロソフト)
- 大手証券会社(例:野村證券、大和証券)
例えば三菱商事は、夏のボーナス平均が641万円という桁違いの水準。
年収!?ではなく、ボーナスだけの額です。
こうした企業に入社できれば、比較的安定的に年収1,000万円を達成できます。
ただし、現実的にはハードルが高く、日本全国でこうした待遇の会社はごくわずか。
新卒なら旧帝大や早慶以上の学歴+営業センスがほぼ必須。
中途採用も、圧倒的な専門性や業界トップクラスの営業成果が求められます。
さらに、求人枠は少なく、既存社員の定着率も高いため、空きポジションが出にくいのも特徴です。
パターン② 成果主義の会社で実力アップ
完全成果報酬型、またはインセンティブ比率が高い会社で、圧倒的成果を出して年収を積み上げるパターン。
このルートでは「どれだけ売ったか=どれだけ稼げるか」が直結します。
- 不動産(例:オープンハウス、ヒューリック)
- M&A仲介(例:日本M&Aセンターや、M&Aキャピタルパートナーズ)
- スタートアップ企業(例:キャディ・LayerX)
投資用不動産の営業では、1件成約で会社に数千万円の売上が入り、営業マンに50〜200万円の歩合が支払われることもあります。
短期間で年収1,000万円を突破する人も珍しくありません。
ただし、このパターンでは「高収入=安定」ではないということは頭に入れておく必要はあるでしょう。
成果が出なければ固定給は低く、30代・40代になると体力面・精神面の負荷が増え、収入が下がるケースも少なくありません。
さらに離職率は高く、競争も激しいため、強いメンタルと数字を追い続ける覚悟が不可欠です。
一発のリターンは大きく、良い顧客に当たれば瞬間的に稼げますが、安定して稼ぎ続けるには相当な実力が求められます。
「本当に営業が強い人」は、パターン①や③よりも、このパターン②で継続的に1,000万稼いでる人たちだと思います。根っからの営業って感じですね。
パターン③ 本業800万+副業200万(推奨)
私が最もおすすめするのが、この方法です。
理由はシンプルで、①より現実的、②より安定性が高く、さらに再現性も高いからです。
理由は下記です。
- 年収800万円の層は、1,000万円の約8倍の人数(doda調べ)
- 求人数も多く、到達までの道筋が明確
- 副業200万円は、月に換算すれば約17万円と不可能な数字ではない
本業で年収800万円に到達できる人は、すでに営業力・提案力・課題解決力といった武器を持っています。
このスキルを活かし、「会社の看板がなくても売れる仕組み」を確立すれば、副業で月17万円を稼ぐのは十分可能です。
実際、私自身もこのパターンで年収1,000万円を達成しました。
本業:800~1,000万
副業:200万
コーチング(平均月額3万円×5人=月15万円/月稼働15時間)と、営業研修(営業管理職補佐)(月額10万円/月稼働5時間)を組み合わせています。
合計月25万円の副収入を、無理のない稼働時間で確保できています。
このパターンの最大の魅力は、「安定した本業収入」+「成長する副業収入」という二本柱で収入を守りつつ伸ばせること。
さらに、副業が軌道に乗れば独立も視野に入り、将来の選択肢が大きく広がります。
営業で年収1,000万円を目指すためのステップ
自分の適性と現在地の理解
営業にはさまざまなタイプの人がいます。
トークで盛り上げるのが得意な営業、事前準備や資料作成に強い営業、ニーズを的確に捉えて提案する営業、分析が得意で顧客の動きを先回りできる営業…。
どのタイプにも、それぞれの強みがあります。
ここで重要なのは、「どのタイプでも年収1,000万円は目指せる」ということです。
営業の世界には有名な法則があります。
それが、マーケティングや経営分野でも知られるパレートの法則(80:20の法則)です。
売上の8割は、上位2割の顧客から生まれている。
100人の顧客に普通の商品を売るよりも、20人の「太客」にプレミアム商品を売ったほうが、会社の利益は大きく、営業本人の成果も伸びます。
つまり、「いかに優良顧客を抱えられるか」が稼げる営業の条件です。
そして、大きな金額を払ってもらうには、「心からこの人に任せたい」と思ってもらう必要があります。
その場しのぎの盛り上げトークや、興味のなさそうな質問では、まず信頼は得られません。
万人に好かれる営業は、結局、万人向けのプランしか売れないのです。
もちろん、そのためには自分がどのタイプの営業で強みを発揮できるかを知ることが大切です。
ドラクエで例えるなら、自分の職業が武闘家なのか魔法使いなのか。武闘家なのに魔法を極めようとしても、魔法使いには勝てません。
いくら努力しても、本来の適性と違う分野では成果が出づらいのです。
逆に、適性と強みを理解し、それに合ったフィールドで戦えば、成果を出すスピードは格段に上がります。
また、今の自分のLevelを把握することも重要です。
1,000万円稼いでいる人とのLevel差を知ることで、必要なスキルや経験が明確になります。
身近にモデルとなる人がいれば直接話を聞き、難しければ求人票を見たり、転職エージェントに相談するのも有効です。
まずは、ゴールとのGAPを把握する。
ここがすべてのスタートです。

フィールドの選定とLevel上げ
自分の適性と現在地の理解ができたら、次はどこのフィールドでLevel上げをして、どこのフィールドで1,000万稼ぐのかを決めるフェーズです。
先にも述べましたが、1,000万稼ぐには、それを払える業界・商材である必要があります。
例えば、テレアポや派遣営業、人材紹介営業や携帯の回線営業。こういった営業は労働集約型で、時間あたりの収益限界が低いので1,000万を目指すのはかなり難しいです。
そこで、訓練を実績を積み重ねてもダイレクトに、1,000万稼げる業界、会社に転職できるかと言われると、正直、ハードルが上がるというのは間違いないです。
戦略的にキャリアを築くならこうです。
例)SalesForceのアカウントエグゼクティブのwant(歓迎要件)ならこう書かれています。(引用:openwork)

このようなスキルを手に入れるには、例えば、ITの成長ベンチャーでエンタープライズ営業を経験するなどが挙げられます。
一方で、例えば、人材業界であれば、20代で1,000万は厳しいものの、リクルートなどはトップ営業になると、20代で800万くらいまでいく人が多い印象です。
パターン③を狙うのであれば、人材業界で経験を積んでリクルートに転職。
副業との合わせ技で、1,000万を目指すというやり方もありでしょう。
1社に絞る必要はありませんが、ある程度目星がついたら、求人やエージェントから必要なスキル・経験の情報を仕入れ、逆算して行動していきましょう。
さいごに(特典あり)
営業で年収1,000万円を目指す道は、決して夢物語ではありません。
ただし、運や勢いだけで到達できる領域でもなく、自分の適性を理解し、戦うフィールドを選び、必要なスキルを磨き続けることが不可欠です。
今回お伝えした「3つのパターン」は、どれも正しく努力すれば再現可能な道筋です。
大切なのは、自分に合った戦略を選び、行動を積み重ねること。
そしてその行動は、1日でも早く始めた人ほど有利になります。
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準備は整いました。
あとは行動あるのみ。
あなたの挑戦を、心から応援しています。
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